2012年6月10日 (日)

アクアリューム(1)

  前回の話題とは打って変わり、今回は水槽(アクアリューム)の話です!
見ているとほっと出来る癒しアイテムの一つです、また、インテリアでもありますね。

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4年ほど前から淡水の水草水槽を始めました。なので初心者は卒業しましたが、ベテランでもなく非常に中途半端(水槽にかける思い等も含め)な状態で、それが今の水槽にも表れています。(安定期(?)に入っており、あまり手間が掛からないのも事実)
まったく無知な状態からスタートし現在に至る、その辺の変化をありのままに書いて見ようと思います。以下の基礎知識は知っている人はもちろん、めんどくさいと言う人は読み飛ばしてもいいと思います。

【基礎知識】

(1)最低限必要な物は?
水槽+濾過機(濾材含む)+照明(できればタイマーも)+ヒーター(夏場は扇風機)+温度計+底に敷く砂利+目的の魚たち+水草といったところでしょうか・・
濾過機や濾材は初めて聞く人も多いでしょう・・次の原理と言うか循環環境(エコロジー)で説明します。

(2)循環環境(エコロジー)
少しうんちくが入りますが・・・魚には餌や酸素等、生きて行くために必要な物や環境があり、排泄物や食べ残したエサ(ゴミ)が出てきます。これらのゴミは一般的にどこにでも存在する多種のバクテリアが分解をし、アンモニア(毒性あり)に変化します(水の中でも同じです)。アンモニアは別のバクテリアによって亜硝酸塩(弱毒性あり)に分解されます、さらに亜硝酸塩は別のバクテリアによって硝酸塩へと分解されます。硝酸塩は(窒素化合物なので)水草(植物)が吸収します。このように循環されることが理想で人はそれにほんの少し手助けをするだけです。濾過機は水槽の水を循環させ、内部の濾材やフィルタはバクテリアの棲みかとなっています。

(3)バランス
循環環境の構築には、「絶妙なバランスが存在」することは容易に想像できると思います。その主たる要素として、「生体(魚)の数」「エサの量」「バクテリア、酸素、二酸化炭素」「照度、照明時間」「温度」「Ph」「植物の量」「濾過容量」等でしょうか・・・
この中で人が直接コントロール出来無いものがバクテリアであり、循環環境の最も重要な要素であることも確かです。直接コントロールはできませんが、経験値的にバランスの目安は判っていて、例えば、水槽の容量(大きさ)で生体の数も決まってきます(排泄量が決まる)。おのずとエサの量も決まり、毒性の強い物質濃度が危険領域にならない程度のバクテリアバランスが構築され・・・・とうまく循環(ここまでくるのに何カ月もかかかります)できるようになり、俗に言う「強い水」が完成します。こうなると、不思議ですが魚が病気になりにくく長生きします。また、コケの発生も微量になります。(手間が掛からないようになる)

1.2008年3月(スタートしました)
当時はまだ小学生だった息子が「水槽いいな~」と言いだし、ネットで色々とググっている内に私も娘もその気になってしまい、衝動的に始めてしまいました。(嫁は口も出さない代わりに手も貸さないと言うスタンスです)写真は当時の様子・・・・

Photo

教科書通り、水草はアナカリス、カボンバでスタート(どうせ始めは枯れてしまうので・・)、生体はエスペイ(かなり生命力があります:現在も1匹健在)、ネオンテトラ、オトシンクルスでスタートしたと記憶してます。この頃はとにかくネオンがバタバタと落ちて逝きましたね。当時の観察日記を一部紹介すると、
3/31:オトシンクルスが藻を食べるのを始めて見た。水温24℃、PH7.5
4/11:ネオンが合計で4匹他界、白点病対策のため鷹の爪を投入、水温27℃
この頃はどうしていいか判らないという感じで、子供達も私も必死な様子が日記からも伝わってきますね!

【白点病】鑑賞魚飼育の中でもポピュラーな病気です。また感染力が強いので、発生するとすぐに水槽全体に広がってしまう厄介な病気 でもあります。その症状は、その名の通り魚のヒレや魚体に白い斑点が出来る。

【鷹の爪】白点病の治療と予防の効果があります。数本を輪切りにして生ごみ用袋で包んで水槽の投入します。

2.開始から2ケ月後
水草の一新と生体の追加を行っています。まだ「強い水」は出来てませんが、ある程度バクテリアが形成されつつあります。

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この頃になると、エサの合図で魚が寄ってきます。とても愛おしく感じます。

3.初期立ち上げ時の反省点
実は、もっと効率的・安心な方法で「強い水」を作れる方法があった(あることをかなり後で知りました)んですね!現在は完成してしまっているので、試してはいませんが、
「生肉or煮干し」を使う見たいです(詳しくはwebでググって見てください)。投入されたタンパク質をバクテリアが分解しアンモニアとなり・・・・上記の【基礎知識】通り循環環境が構築されて行きます。この方法なら、パイロットフィッシュの犠牲(?)もなく安心ですね!

オーバーな言い方ですが。初期立ち上げ時は見えない何かと必死で戦っていた気がします。当時のネオンテトラの生存率が何と10%ですから・・・そりゃ焦るでしょう。成熟のための時間が必要なのに、何とかならないのかと、何かをせずにはいられない、そんな感じですかね・・
まあ、今日はここまでとしましょう、来週は中盤編、たぶん3部構成程度になると思います。ではまた来週御会いしましょう。