« 最初の一本なら・・TIEMCO EUFLEX JTH1267-4 | トップページ | アンダーハンドキャストの本質的な理論が判らない??フライフィッシングの落陽(2) »

2016年10月23日 (日)

スペイ(Spey)キャストにおける3つのポイント

トシyanのヘッポコ・フライフィッシング~~・・スペイ系のキャストを始めて・・2年半が経ちました・・今年初めのキャス練から・・今シーズンの中禅寺湖を通して・・自分なりに気付いた3つのポイントを記録に残したいと思います。。   
   
◆理想のポイント(斜め前方)へ正確にアンカー(※1)が打てる練習をひたすら繰り返すこと   
まず・・アンカーの位置ですが・・自分の真横とか後方では・・実戦で通用しないケースが多くあります。。ディップ(※2)の位置(斜め前方)へ思い通りにアンカーを打ち・・理想的なDループ(※3)を作る練習をひたすら繰り返します(この練習はとても重要で避けて通れません)。。形(手段)から入るのは好きではありませんが・・それでもやはり基本的な考え方はあります。   
   
①ラインストレッチ(※4)後のリフト(※5)動作           
水面の高さ(どこまでウェーディングしてるか)・・ラインの種類や長さ等によりリフトの位置(高さ)が変わります・・水面が足首程度で・・フローティングラインなら・・Tipの高さは目線くらい。。水面が上がってくれば・・比例してリフト位置も上がってきます・・また、シンクレートの高いラインの場合もリフト位置は高めにしています。。   
   
②ディップ動作          
ロッドのTipを右斜め前に下げて・・ロッドを水平にします・・この時の高さはリフト同様に状況に応じて変える必要があります。自身の場合は・・上記と同じように・・水面が足首程度で・・フローティングラインなら・胸のあたりにしています。。右手と左手は水平で・・上から見た角度は45度くらい(右斜め前)になります。。   
   
③スイープ(※6)          
Tipが水平に掃うように後方へ回転(90度くらい)させ・・次は水平なロッドを起こす(90度:水平->垂直側へ)ように回転させ、バックストップ(※7)で停止(前後と言う2次元的には停止なんだけど円運動(回転)は継続)・・停止(2次元的に)されるのでアンカーが入りDループが形成されます。。ここでやってはいけない事は・・無理やり引っ張たり・・ラインを強制的に宙に浮かせて、下方へ打ちつける(パイルドアンカー)様な事をすると・・真っ直ぐ綺麗に伸びたアンカーにならない・・グシャグシャなアンカーは水の表面張力が部分的になってしまうためアンカーの役割ができなくなってしまう。。一方・・真っ直ぐなアンカーは着水しているライン全体に表面張力が掛かるため・・強いDループを作るための必須条件となる。。   
   
◆ロッドの反発力を最大限に引き出すキャスト   
形(手段)はともかく・・曲げたロッドを止めることで・・エネルギーが放出されます・・ルアーを投げるのと同じです。。とは言え・・基本的な考え方はあります。。    
    
①アンダーハンド(左手)?オーバーハンド(右手)?   
どっちでもいいと思います・・だた・・自身の場合は・・ロッドのハリの強さ・・硬さ・・ロッド長で変わってきます。。柔らかめのロッドだと・・50%-50%・・・硬く長くなるほど・・右手の介入が大きくなります(曲げるために)。。柔らかいロッドで・・右手を押し込んでしまうと・・Tipが水面方向へ大きく湾曲してしまい(おじぎ状態)ループは垂れ下がり・・飛びませんよね。。一方・・硬いロッドで・・左手だけで頑張っても・・放出のタイミングが難しいし・・なにより・・曲がらない・・なので・・右手を最後に押し込んで・・曲げて・直後に止める。。高反発ロッドは元々・・おじぎの量が少ないので・・これくらいで丁度良い感じになります。。いずれにせよ・・形(手段)に拘らず・・自分の手に伝わる感覚で・・ロッドの反発力を感じ取ることが非常に重要です。。    
   
②徐々に曲げる   
負荷の無い状態(真直ぐ)のカーボンは非常に曲がり易いです・・そして・・曲がれば曲がるほど硬くなります・・なので・・徐々に曲げていって・・止める(エネルギー放出)直前に最大パワーを掛けます。。最初から力を入れるのではなく・・最後に押し込んで止める。。まあ~これも・・形に拘らず・・繰り返し・・キャストすることで体感するしかないです。。何故・・最初から急激に曲げてはいけないか・・止める直前に最大パワーをかける必要があるわけだから・・最初にまげてしまったら・・シュートの前にエネルギーが放出されてしまいますよね・・それにオーバーヘッドのテーリング(※9)と同じ原理で・・ループが歪んでしまい・・歪んだまま放出されます。。    
   
③上を向いてキャストしよう!          
初心者(自身も時々やってしまいますが(^_^;))がやってしまう・・よくありがちなパターンに飛ばそうという気持ちがありすぎて・・手前の水面へ押し込んでしまう・・しかも・・力が入っているので・・ロッドを最初から曲げてしまい・・ループも崩れています・・こんな時は・・ラインを放出する付近の上空を見ながらキャストしてみてください・・多分・・直りますよ。。   
   
◆スペイの極意はたらし(オーバーハング(※10))にあり!   
ロッドのアクション・・ラインやリーダーの長さ・・ループの幅・・これらを調整できるのが「たらし:オーバーハング」です。。一般的に柔らかなアクションのロッドはループが大き目・・ファーストアクションはナローループ・・と思われていますが・・スペイの場合は「たらし」の長さでコントロールができます・・柔らかいアクションのロッドは当然・・Tipの動きも大きくなります・・これが結果としてループを大きくする訳だけど・・「たらし」を長目に取ることで・・「たらし」の部分がTipの動きを吸収するため・・ラインに伝わるエネルギーはTipの動きの積分値になります。。つまり・・パワーバンドやループ幅をコントロールできます。。キャスティングにもよるけど・・基本的には・・硬めのロッドは・・「たらし」は少なめ・・柔らかいロッドは大き目(1m位までかな)ですね・・ただ・・サイドキャストぎみに投げるような状況では少なめにしています。。「たらし」は長いほどエネルギー積分(ノイズを除去するフィルターの様な役割)するので・・効率は悪くなります・・なので・・Tipアクションを完璧にできる達人は短いほうが・・飛ぶし・・自身のようなヘッポコは長めに取ったほうが・・結果として飛ぶことになります。。   
   
○モチベーションアップのご協力お願いします・・   
記事最後の「拍手」をクリックしてやってください・・o(_ _)oペコッ・・       
   
web拍手 by FC2 written by トシyan   
   
※1(アンカー):フライ、リーダー、ラインの先端付近を水面または水中に置くことで表面張力(水の抵抗)のブレーキを掛ける(錨)。   
※2(ディップ):スイープのスタート地点、右斜め45度前方にTipを向け、ロッドは水平状態にする。   
※3(Dループ):右後方に逆C型(D型)のループを形成する、ラインの先端はアンカーと呼ぶブレーキをかける。   
※4(ラインストレッチ):ロールキャストによってラインを一直線に伸ばすと伴に、ラインを水面に浮かせることを言う。   
※5(リフト):ロッドのTipを持ち上げてラインの一部(根元側)を水面から引き剥がす行為、第一のアンカーとも言う。   
※6(スイープ):ディップの位置から水平方向に後方へロッドを回転させて行き、バックストップの位置までロッドを回転させる。   
※7(バックストップ):ロンチポジションとも言う、Dループを完成させるポジション。   
※8(ドリフト):バックストップの位置から更に後方へロッドを寝かせるようにする、これによりロッドのバッドパワーを引き出す。   
※9(テーリング):急激にロッドに力を入れ曲げるため、ループに歪みを発生させる行為。   
※10(「たらし」/オーバーハング):ラインヘッドとシューティングラインの接合部をロッドTipからどれだけ出してキャストをするか。

« 最初の一本なら・・TIEMCO EUFLEX JTH1267-4 | トップページ | アンダーハンドキャストの本質的な理論が判らない??フライフィッシングの落陽(2) »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/587227/64388688

この記事へのトラックバック一覧です: スペイ(Spey)キャストにおける3つのポイント:

« 最初の一本なら・・TIEMCO EUFLEX JTH1267-4 | トップページ | アンダーハンドキャストの本質的な理論が判らない??フライフィッシングの落陽(2) »