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2015年2月 6日 (金)

フライライン シンクレートの測定(2)

メーカーのカタログ値と使用感がまったく違うとか・・どうもイメージと合わないとか・・フライラインのシンクレートってかなりいい加減な気がします。。Scientific Anglers社のアトランティックサーモン 「インターミディエイト:I」と「スローシンク・インターミディエイト:SI」って本当に違いがあるの?とか・・RIOスカンジ系ラインのインターミディエイトは体感上タイプ2(S2)以上に感じるけど・・本当にインタミなの??とか・・白黒をはっきりさせるには実験して数値化(定量化)をするのが一番です・・やってみましょう!!(前回はOH&Dのシングルハンド用でデータを測定しましたが・・今回はダブルハンド版ですね)測定方法は前回同様に・・風呂に水を張って(我が家の風呂では満水で水深が50cm丁度になります)計測しました。疑問に思った人は誰でもやれるので自身でやってみるのがいいでしょう。。今回はダブルハンド版と言うことで2箇所を計測します・・ボディのベリー中央部(一番太い所)とTipの先端付近です・・さて・・結果ですが。。

◆計測条件
※水温は測定していませんが・・この季節の水道水です。
※リーダー等は接続していません、ライン単独での測定です。
※10回程度測定し平均値を出しています。数値はインチ/sec

◆RIOスカンジボディとTipを計測
                                  ベリー部                  Tip部
インターミディエイト       4.1inch/sec     2.6inch/sec
Type3(S3)                 -                     4.1inch/sec

◆アトランティックサーモン(Scientific Anglers)
                                   ベリー部                  Tip部
インターミディエイト(I)    2.8inch/sec     1.1inch/sec
スローインタミ(SI)        2.6inch/sec      1.5inch/sec
S2/S3                     4.2inch/sec      3.5inch/sec

◆Kencube:スローシンクインタミ
                                   ベリー部                   Tip部
スローインタミ(SI)         1.8inch/sec     1.5inch/sec

※おぉ~~驚きを隠せません!・・やはり・・と言う気もします。。人間の感覚ってすごいな~って思います。。だって・・使用感と・・数値ってそれなりにマッチングが取れているんですよね・・逆に・・メーカーのスペックがどのような条件下で計測され・・公称値となったのか・・知りたいですね。。

◆考察
(1)RIOについて
やっぱりね~って感じです。インタミと言いながら・・どう見ても・・沈み方はS3クラスだよな~ってずっと思っていたのですが・・データによって裏付けられました。インタミボディとインタミTipの組合せではV字(逆ヘの字)で沈んでしまうのでバランスがあまり宜しくないですね・・インタミボディとタイプ3Tipの組合せはベストバランスでほぼ直線に沈んでくれるはずです。中禅寺湖でもこの組合せで釣果が出ています。数値上のバランスは釣果に直結している気がしますね。。
(2)アトランティックサーモン
インタミとスローインタミの違いはほとんど無いです。これもやっぱりね・・って感じです。もし・・インタミを持っていて・・スローを検討しているなら・・無駄になるかもしれません。逆にどちらがいいか迷っているなら・・スローインタミのほうがバランスはよさそうです。
(3)KenCube(シューティングスペイライン:スローインタミ)
意外な結果となりました。。このラインはまだ・・実釣できていないので・・コメントが「難しい」のですが・・数値上は優れています・・正直驚いています。。シンクレートのデータは理想的なのですが・・巻癖が強いのと・・ラインの伸びが大きいので・・それが改善されればなぁ~

※あくまで素人の発想ですが・・同じ素材を使ってしまったら・・太くて重い所のほうが早く沈むのは当たり前・・細くて軽い所は沈まないよね・・こんな事って当たり前じゃないの!!メーカーの技術者ってこれを何とかするのが仕事じゃないのだろうか??
まぁ・・実際のシンクレートはリーダーやシューティングライン、ラインドレッサー等による表面張力の影響もあるでしょう・・単体での計測値とは差がでることもあるでしょう・・数値に疑問を持った方はご自身でも簡単に実施できるはずなのでやって見てはどうでしょうか・・

関連記事:
フライライン(シンキング)のシンクレート測定(実測)

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コメント

たちさん・・こんばんは~そうですね・・たちさんの推測通り・・技術的に難しいのかもしれません。理想はベリー側が超ホバー、中央部にスローシンク、Tip側がインタミで、あとはシンクリーダーで先端を調整ってのがやりたいんですけどね!たちさんが発注されたインタミクリアティップは正解のような気がします。Tip側がS1.5相当ってことなので沈下姿勢はかなりいいんじゃないでしょうか!
USTの件はすみません・・ツーハンド#7、シングル#6がメインでしたね・・飛距離・・水面へのインパクト・・感度や魚とのやり取り等・・最大公約数的に考えるとこのぐらいの番手が理想かもしれません。もう少し先になりますが・・中禅寺湖用に高シンクのTriple-Dを導入する予定です。また、来週にでも管釣りに行って・・KenCubeのスローインタミを試してみます。

こんばんは。
ガイドラインは良いかも知れませんね!
インターミディエイトくらいだとベリーにフローティングを使うと言う事は、技術的に低シンクを一直線上に沈めるのは難しいのですかね?
USTは460グレインからの様で私のロッドには重いので残念ながら使えません。
こちらは今後に期待です。
ラインは悩み出すと本当にきりが無いですね。
本栖湖はさすがにこの時期一匹釣れればよしと言う感じです。
釣り場を観察していると勉強になるので修行のつもりでよく行くんですよ。

たちさん・・こんばんわ~・・そうなんですよね・・インタミとかスローシンクのTip側って表面張力で浮いたままになり易いです・・着水後、ラインを思いっきり引張っても沈むのはベリー側だけって悲しいものがありますよね。そこで・・これってどうですかね?GUIDLINEのTriple-Dと呼ばれるラインです。
http://www.c-and-f.co.jp/guideline/flylines/power_taper/power_taper/triple-d.html
または、発売はこれからですが・・Scientific AnglersのUST(アルティメットスカンジテーパー)です。ベリー部、中央部、Tip側の3つのセクションでそれぞれ違う比重の素材を使っているみたいです。沈下姿勢だけではなくピックアップやラインリフトもやり易そうです。GUIDLINEは沈下姿勢の良さを売りにしているみたいです。USTのシンクレートはTIEMCOに問い合わせをしたので・・回答が得られたら(?)記事にアップします。聖地本栖湖ですか!!釣果はどうですか?

トシyanさん、こんにちは。
今シーズンに向けて準備されているようですね!
私もラインの沈む姿勢について最近悩んでいましたので記事はとても参考になりました。
先日の本栖湖釣行で使用したアトランティックスローインターは、着水直後ティップがしばらく
浮いていました(@^▽^@)
アトランティックサーモンは着水が静かで良いんですけどねえ・・・。
現在はランニングラインをフローティングにしラインはアトランティックサーモン+ポリリーダーで何とか
先端を沈みやすくして使用しています。
これで駄目ならタングステンのウエイトをティップに埋め込む事も考えています。
販売元はこんな事も検証しないで売っているんですかねえ?
とか言いながらインターミディエイトクリアーティップも頼んでしまいました・・。

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